アベノミクスは効果があったのか否か

えー、少し前に読んだMoneyって本にアベノミクスについて記載があったので、
ちょっと整理。
Moneyという本は、基本アベノミクス肯定派でしたね。本の訳をしている人も肯定的。
と言いますか、訳を行った人は、アベノミクス大絶賛というか。
あとがきに、アベノミクスがどれほど理にかなった政策であるかみたいなことが記載されていました。
(本当に素晴らしい政策であるか否かは私にはわかりかねますが。)
元々、アベノミクスは、リーマンショック後にアメリカが行った政策をそのまま導入した感じなので、実績はある政策なんですよね。

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うーん、実績はあるのに、なぜ日本ではイマイチ効果が上がっていないのでしょうか?
給料上がってないし、景気が回復した実感もないです。
本書のあとがきに、給料が上がっていかない理由についても一応記載がありまして、
景気がよくなってきたことで、今まで職が無かった人にも仕事ができて働きだしたために、労働人数が増えたせいで、一人一人の給料は上昇しにくくなった、らしいですよ。
これが一番有力な、日本の給料が増えない理由だとか、う~ん、ちょっと無理ないっすかね?
単純に日本では、量的緩和やっても、みんな長い不況でお金の使い方を忘れちゃってるから消費が上がらねーから景気良くなんねーんだよってほうが納得しやすい気がするが。
貯蓄して耐えることに慣れすぎちゃったんじゃないっすかね?
アベノミクスの実施内容は、アメリカでの実績はあるわけですが、日本では私たちの給料が上がってないので、株をやってない人はありがたみが無いでしょうね。
正直、株をやっていた人にとっては、実際の効果があるないに関わらず、アベノミクスはありがたいもので、日銀の下支えとか、出口戦略が無いとかいろいろ悪い面も言われますが、日経平均の投資信託を持っていただけで資産が倍以上になったのはデカい。
ちょっと今の政治状況だと、安部さんの3選目はどうだろう。いけるか?一時期、モリカケ問題とかいろいろ出たときは無理かなーと思っていたけど。
3戦目が無いにしても、経済政策の路線変更はやめて頂きたいなぁ。。。
ここで、量的緩和やめても、日銀に積みあがった国債が消えるわけでは無いし。
仮に政策変更したとしても、アベノミクス前の政策路線に戻るのは、やめて頂きたいね。

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